とりとめない話㊴ ルーティーン

とりとめない話

 暖かな日が増えてきたと思っていたら、天皇誕生日の三連休は5月並の気温にまであがった。寒い日を少しずつ忘れていくこの頃、着替えの順番についてとりとめなく考えたこと。

着替えの順番

 寒い部屋で、着替える時、どのような順番で着替えるだろうか。寝巻の上、下を脱いで、服を着る。寒い寒いと思いながら。でも、寒さをなるべく感じない様にするなら、上の寝巻を脱いだら、上のシャツ、セーターを着る。下を脱いで、下をはく。そうした方が全ての寝巻を脱いでから、服を着るよりはあたたかく、合理的だ。しかし、なぜかできない。

不合理な行動

 着替えの途中、急に別の用件を思い出して、下着のまま寒いと思いながら用事にとりかかることがある。少なくとも、着替えが終了してからで良いのに、用事の内容によっては、こちらが優先になる。たとえば、かばんに入れるべき物を忘れていて、すぐに入れないといけないと思ったりするときなどだ。重要度もあるが感情的な重みで身体が動く。寒さ対策の点からは、まったく不合理な行動だ。行動経済学がノーベル賞をとって以降、資産運用では人が合理性より感情で行動をすること、それを知ることである程度の対応ができることなど頻繁に紹介されるようになった。たくさんの本がでている。ただ着替えの順番なんて、レベルの低い話はないです。

環境について

 部屋を暖かくして、そこで着替えている人なら着替えの順番は全く関係がない。環境は大切。だから環境を整える、つまり部屋を暖かくするならこうした問題は起こらない。

今と昔

 中学生だった昭和の時代、今のような断熱性能は家になく、暖房も石油ストーブだった。その前でワイシャツをあたためてから着ることもあったが、禁じられ、次に、一旦起きて布団の間にシャツを挟んで温めてから着た。冬、ワイシャツはとても冷たかったのだ。ただこの方法は温めている間に、二度寝することがありやめることになった。そんな話を友人にしていたら、俺は学生服のまま寝た。その方が手っ取り早い。ただひどく汗をかいてすぐやめたと。そうだろう。しわくちゃの時があったのはそのせいか。結局気合を入れるしかないがその時の結論。おそらく部屋が温まっている恵まれた家庭の子は、その話に入れなかった。というか入る気もなかったろう。寒い部屋で着替えながら、現在の豊かさを思う。そして昔の寒い環境での本人なりの苦労、工夫していた幸せも。快適な環境よりも自然な環境で身体を使って生活している方が生きている実感がわくな-とも思う。もちろん、雪の降る早朝、冷たい水で洗面をしている永平寺の僧侶には及ばないけれど。

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