どうして他山の石を書くことにしたのか。身近な人に話すと、他山の石って何と言う。他山の石とは、「自分の修養・反省のいましめとなり助けとなる、他人の間違った言行のたとえ(成語林)」のこと。人のお役に立つのに自分の成功を記載するより、間違った言行の方が適切かなと考えた。そもそも誇れる成功も?自分自身その失敗と向き合う必要もあった。
失敗とその原因
それでは失敗とは何?それは、他山の石①~④で紹介したことをはじめ、投資により資産を増やそうとしたにもかかわらず、逆に損失となったこと。なぜ損失が発生したのか?いろいろ理由はある。知識がなかったこと等。根本には欲望があったから。もっと適切な表現をするなら、正しいやり方を学ばなかったことで、欲望がでてきたから。コントロールできなかった。投資の入門書にも、欲望のコントロールが大切、自分自身が敵とある。
欲望とその背景
ではなぜ欲望がでてきたのか?そしてそれは何か?株を買ったら、値上がりして、利益がでた。それで、その利益を求めるようになった。つまり欲望がでたのは儲けたという成功があったからだ。そしてその成功(利益)を求め続ける行動にでた。その振る舞いこそ欲望。
これまでの教育について
子供の時を思い出してみる。人がギャンブルをすると大方不幸になり、多くの人はそのことを知っている。だから、そこには近づかないで、汗を流し努力することの大切さを子供のうちから教えていく。そして自分も教えられてきたのだと思う。汗を流し、地道に貯蓄することの大切さ。賭け事をしないなら、勝つための自制心、知識、その他諸々の条件は不要になる。その世界に足を踏み入れなければよい。
こうした環境で育った田舎育ちの青年(そう言える時代があった)が、教育もなしに株式投資をした。そして株価が上昇。そうしたら内なる欲望が知らずと沸き上がり・・・・・・。
対応策案 ではどうしたら良いのだろうか。
これまでは、「働く→貯蓄する」 これでおしまい。
これから、 「働く→貯蓄する」 に「投資する」が加わる。
答えはシンプルで、基本を学び、それに徹すること。その基本とは何か。①ライフイベントの作成→②それに応じた資金の把握・キャッシュフロー表の作成→③投資方針の確認→④方針に沿ったポートフォリオの作成→⑤長期・積立・分散で運用→⑥定期的なリバランス、かなと思う。そして、つまらないと言われるこの作業を継続すること。基本をすぐ忘れ、魅力的な情報に飛びつき、別の行動に走る自分に気づいて。有名な入門書を読めば、十分かと思いますが、自分なりの取り組みを別に記載していきます。
注意:自らの経験から記載しています。投資を薦めるものではありません。投資は自己責任でお願いします。
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