とりとめない話㉔ モノ消費・コト消費

とりとめない話
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 「モノよりコト」と言われて久しい。物を消費する事を大切にするか、それとも経験、体験に価値をおくのか。豊かな社会では、モノよりコトと。自分にあてはめて考えてみる。

そんなモノに魅かれるの?

 18歳になるくらいから一人旅をするようになった。旅はコト重視の代表だ。でもホテルに泊まると、ブラシや石鹸、シャンプー・リンスの小瓶があり、使用しない場合でももらって帰った。モノ重視だ。年齢があがるにつれて、民宿からビジネスホテル、一般のホテルとグレードがあがり、海外へもでるようになると、モノの質もあがり、姿・形も目新しくなって、やっぱり持ち帰った。

30歳代の変化

  仕事で出張することも増え、またモノに慣れてくるにしたがい、さすがに飽きて、持ち帰りを止めた。自然界で、例えば猿や猫の子供が目を丸くしながら、さまざまな物に触り、体験しているのを目にする。一方大人はというと、でんと構え、不要な動きもしないでいる。そんな姿に重なるようにも見えた。

何を大切にするか

 ビジネスをするなら、モノかコトか、どちらに重点を置くのかは大切な検討要素だろう。でも自分の人生で考えるなら、どちらかではなく、その時々。モノにおぼれず、また経験に流されず、自分のほしいままにできれば、それがベストだ。といっても簡単でない。

好奇心を持ち続けること

 モノであれ、コトであれ、好奇心を持ち続けたい。というとそれは何?と聞かれる。残念ながら、話せる程のものはない。深大寺で食べたおそばはおいしかった(コト消費)。ファイナンシャルプランでは、やりたいことをお金の制約だけであきらめることのないように検討する。でも制約は必ずしもお金だけではない。カロリー制限などさまざまでてくる。何はともあれ、好奇心を持ち、そのために上がった課題を克服して、実現していくことが大切だ。というわけでお酒を飲み続けることができるように、ジョギングをしている。低い次元ですみません。

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