とりとめない話⑱ 五十肩のアドバイス 

とりとめない話

 あれから2年になるだろうか、眠れない程の激痛に襲われた。五十肩。痛みが始まったのは、さらに数年前のことだ。ただ激痛ではなく、痛みがない時もあったので放置していた。それが、急に激痛に変わり、2時間もベッドで眠れない状況となった。

医者のアドバイス

 レントゲンをとると石灰が写っていた。医者は、これは痛いでしょうと言う。痛みをわかってもらい安心するとともに、どうすれば良いのか聞いた。現実には週に1回注射を打ち、痛みがひいてきた1か月後くらいだったかリハビリを開始して痛みが消えていくのだが、初診の時は早くなんとか対処できないかとの気持ちから尋ねた。
私 「この石灰を手術でとれば痛みは消えますか?」
医者「石灰が悪いのではなく、悪いところがあるから石灰ができます。」
  「石灰があり、痛みを訴える人もいれば、そうでない人もいて、痛みの有無は人それぞれです。」と説明をした。
これを聞いて、では自分はどうすれば良いのかとその時は思った。前述のとおり、まずは注射からだったが、その時はなんてひどい回答なのかと怒りが沸き上がる一方、なんて素敵な回答の仕方なのかとも同時に思った。

こんなアドバイスあるだろうか

  たとえ話である。 
相談者 「資産運用をしていきたい、株で大丈夫でしょうか。」
私   「株であがる人はあがり、下がる人は下がる。損をするのは、悪さの結果であり、損をするから悪いのではない。結局人それぞれなのです。」
これは、五十肩の痛みをなんとかしてほしいと訴えた時、回答した先生のパターンをまねたものだ。こんな答えをしたら、きっと殴られるだろう。(暴力反対!)。
 念のため、シンプルで基本的な回答を述べてみます。資金を4つの財布に分けて、当面必要としない余裕のある資金で投資する。リスク許容度を把握すること。投資は、長期、積立、分散が基本。経済成長の恩恵を受けるまで待てるように、長い目で投資を続ける。できないならリスク資産を減らし、安全資産を増やす。感謝されるかどうかは別としても、殴られることはないだろう。
 しかし、先生のコメントを真似たアドバイス、深く考えると的を射てるかも・・・・・・。

注:過去の記憶から、それも痛みに苦しんでいた時の記憶から書いています。その時のお医者様のアドバイスを正確に記しているわけではありません。

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