ファイナンシャルプランナ-の勉強をしたことで、済んでしまったことを悔やむことがある。とはいえ、今こうして普通に生活ができ、失敗から学んだのだからそれでよいのではとも思う。そして学び続けることの大切さを嚙みしめる。
悔やんだこととは
保険である。30年以上前、保険の外交員は昼休み等勤務時間外に事務所に入ることができた。そこで、新入社員への勧誘を積極的に行った。そんな中、無駄な保険に入りたくないと言うと、記憶では、10年で払い込み金額が倍になって戻る養老保険を勧められた。契約すると払い込み金額が少ない段階でも満額が付保される点も、銀行預金にない大きなメリットとその人はPR。そのとおりだった。今なら誰でもといえば大げさだが、申し込み殺到だろう。
そんな保険にどう対応したのか。何かおかしい、裏があるに違いない。と入らなかった。その方はとても悲しい顔をした。裏とはなんなのか、単に良いものとそうでないものを区別できない哀れな自分がいただけだった。
今思うこと
後悔するのは、お宝の養老保険に入らなかったことではない。保険とは何かを考え、理解をするための教養、教育がない当時の自分に対してである。そして、不足を補おうともしなかった。その外交員の方は、パソコン(さまざまにシミュレーションできる)まで貸してくれたのに。ただ、プラスの面もある。そうした勉強はしないかわりに、当時はドライブ等楽しんでいたのだから。バブルの時代、それはそれでよかったのだ。今楽しんでいるとしたら、何か身に着けるべきことを見落としていないかな-。
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