4月頃からか証券会社の口座が乗っ取られるというニュースを聞くようになった。そして、最近は証券会社名で日々詐欺メールが入ってくる。さらに今回証券業界が被害者に補償するとのニュースがでるに及び、補償しますのでアクセスをという最新の情報を利用した詐欺メールまできている。どうしたら良いのか?
対策
NHKクローズアップ現代(5月20日)でも取り上げていたが、こうした番組や信頼できる情報源から日々情報をアップデートして、どのようなメールであれ、受信したメールにあるURLからアクセスをしないことがまずは大切だろう。
本物と偽物メールの区別の方法は?
しかし、どう区別したら良いのか。自分が利用していない企業の場合は、区別が簡単だ。詐欺以外ありえない。一方、利用している企業の場合はどうなるか。今している方法は、メールアドレスで確認している。 メールアドレスの構成「ユーザー名@ドメイン名」でドメイン部分「~@・・・.cn」など日本以外からきている場合は即詐欺。「~@・・・.com」の時は、ユーザー名を見て、数字がある等、おかしいと感じる場合、詐欺メールと判断している。でも十分ではない。
毎日の詐欺メール対策
最初は削除のみしていた。しかし、日々詐欺メールの方が多くなるに及び、さすがにばかばかしくなってきた。詐欺メールの方が、圧倒的に多いのだ。しかたなく迷惑メール報告を行い、受信拒否を選択することにした。よしこれでなくなると思ったが減らない。ユーザー名が異なれば受信できるようだ(注)。詐欺メールではユーザー名に番号も入っていることも多い。ということは、一部を受信拒否しても別の番号で際限なく送信できるということか?前回詐欺への対策に思考力、判断力、実行力や勤勉性が大切などと偉そうに書いた。しかし、詐欺側も思考力を使って内容やアドレスを工夫し、判断力や実行力から、広い範囲に何度もメール送信し、勤勉性からタイムリーな内容を取り入れ自ら変化してきている。そんな風に考えるとどうしたら良いのか?まあしばらくはゆったり構えて、じっとするしかないか。そう、相手はこちらを慌てさせ、偽のURLに導こうとしているのだから。
(注)私が現在使用しているoutlookは、着信したメールを迷惑メールとするだけですが、スマートフォンの場合、ドメインを迷惑メールとして選択もできるようです。さまざまあるようにと思います。
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