最近知人が、人生には上り坂と下り坂があるけど、「まさか」が多いという話をした。知ってるかいと聞かれ、知ってはいるけど、とても古い、はるか昔に聞いた話で今更そうした話をするかなと少々違和感。ただ、前回中学生時代のノートのことを書いたことで、ある「まさか」を思い出した。予想外という点ではあてはまるけど、次元は低いかな。
休み時間の思い出
小学校から中学校にあがった頃、テストへの取り組み度合い、真剣度も変わってきた。小学校とは違い、中学では試験も難しくなり、これまでよりは勉強するようになったのだ。そして、テスト前の休み時間に友人と問題を出し合ったりするようになった。
一人がした質問
歴史だったか、地理だったか覚えてはいない。暗記が大切な科目だった。3人で順番に問題を出し合っていた時、たいがいは二人のどちらかは正解を言える。しかし、二人とも全く答えられない問題を一人がした。その人はしてやったりの笑顔。
大切なポイントとまさか
そんなのあった?と二人が聞くと、問題を出した一人がここにあると本文の欄外にあるところを指した。そんなところを勉強するから、点数があがらないと一人が皮肉。大切なポイントを覚えるべきだと。自分もそれに同意した。ところが、なんと出たのだ。授業で触れた記憶もなく(ノートに記載がない)、全体から大切とは思えないところだった。先生にも気まぐれ、楽しみはある。
まさか
話は変わる。今米国株は過熱ぎみとの報道がある。大きく調整される可能性があるということだが、こうしたコメントがアナリストからでることは、まだ「まさか」は遠いのだろうか。それともあるのだろうか。そんなことないよとバカにするのは危ないだろう。ではどうするか。とても簡単なこと、時に面倒かもしれないが基本的なことをすることだ。現状のリスク資産を把握して、リスクを取り過ぎていないか確認をすること。また最初に決めた割合よりもリスク資産の比率が大きく違っていたら、リバランスをすること(*)。そして、現状の長期、積立、分散を続けることの確認。株があがると、それを売ることをためらいがちになるけど、感情を乗り越えてリバランスすることの大切さを多くの専門家がアドバイスしている。
*リバランス:例えば株と債券を50:50の比率で持つと決めた時、株価があがり、その比率が60:40になっていたら、株と債券が半々になるように、株を売り、債券を購入して決めた比率になるようにすること。
注意:自らの経験から記載しています。投資を薦めるものではありません。投資は自己責任でお願いします。
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