とりとめない話⑫ 振込め詐欺で思うこと

とりとめない話

 振り込め詐欺が始まったのはいつ頃だったろうか。数年前友人が、これだけニュースになっているのだから、減ってもよいはずなのに、まだ被害者が増加していると話をしていたことを思い出す。

留守電の活用

 ニュースで詐欺を認識していること、また判断力も十分ある(と思う)ことから、電話がきても対応できると思う。とはいえ、どんな言葉でアプローチをされるかわからないので、留守電を利用している。いろいろとメリットがある反面、デメリットも一つあった。今のところ一つだけだが。

留守電デメリット

 ネット銀行を利用しているが、振込み手続きを何回か間違えたせいで、銀行は動きが怪しいと判断、口座を止めた。ただこちらは振込みができた後なので、そのことはわからなかった。銀行は、確認の電話を何度か自宅へしてきた。しかし留守電のため、メッセージを残せなかったという。本人以外の者が聞いてしまう場合を考えての対応とのことで、それを聞いた時は、それも慎重な対応なのだと感心した。無言で切る電話にも大切な場合があるのだ。但し、1%にも満たないだろう。
 注:留守電は効果的です。またネット銀行からの電話を受けられなかった場合でも、自ら登録したアドレス(メールでくるアドレスではなく)のホームページにログインすることで解決できます。

対応策

 危うきに近寄らない、寄せ付けないことは大切だ。しかし、例えば大切な子供の怪我や病気を恐れ家に閉じこめれば、ウイルスや細菌等への耐性を失い却って子供は弱くなるという。外部環境と関係を持つことは大切だ。もちろんその時々の状況次第ではあるが。年齢を経るに従い、体力はそれ相応に衰えるとしても、知恵や判断力は磨いていきたいものだと思う。ではどうする?テレビの前に座り、お茶を飲みながらニュースで情報を得る、それだけで十分か?やはりここを起点として、必要なことは何かを考え、大切な対策を行い、その結果を踏まえ改善しながら継続をすることが大切だろう。思考力、判断力、実行力や勤勉性、そうした力を日常生活の中で維持し伸ばしていくことだ。仕事に、或いは何か好きなことに取り組む時、仲間とコミュニケーションをとる時、そうした力は意図せず養われる。ファイナンシャルプランナーになる勉強をしたことは、資産形成・運用をうまく行うというよりも、見えないこうした力を与えてくれた、与えてくれているように思う。気のせい?

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